
ChartSpect™は、結晶多形解析などにおいて得られる多数の機器分析データを関連するテキストデータや数値データとともにデータベース化して整理し、データの検索・表示、さらにデータ間の比較解析までを実現する統合システムです。データ解析支援だけではなく、データ管理システムとしても充実した機能を備えています。
定期的なアップデートで多くの機能が追加されています。新たに加わった機能の詳細は、リリースノートでご確認ください。
ChartSpect™
は複数の異なる分析機器のデータを同一画面に並べて表示することができます。これにより単一の分析機器からのデータ同士を比較するだけでなく、複数の異なる分析機器からのデータを同時かつ多角的に比較・検討することが可能になります。
また、Web方式を採用したシステムですので、複数のユーザが同時に利用でき、使用場所も制限されません。研究室間や研究所全体での利用はもちろん、共同研究などにもご利用いただけます。

実験データの表示機能
データ一覧表示
実験データが登録されているデータベースの検索結果から、詳細データを選択したレイアウトにしたがって一覧に表示することができます。レイアウトは自由に設定でき、名前を付けて複数保存できますので、目的に応じてレイアウトを選択してご利用いただけます。
例1)粉末X線回折とラマン分光のチャートを表示

例2)DSCとTGAのチャートを表示

※ 表示レイアウトは画像データに限らず、すべてのデータについて自由に配置することが可能です。
分析機器別画面表示
検索結果について選択した分析機器のチャート・画像をグリッド形式に並べて表示します。
例)粉末X線チャートを表示

解析支援機能
チャートの重ね合わせ表示
選択したデータのチャートを重ね合わせて表示します。表示する分析機器はレイアウトを設定することで、複数の異なる分析機器のチャートの重ね合わせを同時に表示することもできます.
例1)粉末X線チャートの重ね合わせを表示

例2)4種類のチャートの重ね合わせを同時に表示
※ 上の図は、縦軸の値を正規化(ノーマライズ)して重ね合わせを行ったものです。ノーマライズのチェックをはずすと縦軸の絶対値を用いて重ね合わせを行います。
チャートの分類支援機能
チャートを視覚的に比較し、分類情報(結晶分類などのテキストデータ)をデータベースに入力します。分類の異なるチャートをリファレンスデータ(赤で表示)として複数画面上に表示させ、他のデータと重ねて比較することでチャートの分類が容易になります。

チャートの操作機能
チャート画像内でマウス・キーボードを操作することにより、インディケータの表示、X軸方向の拡大、スペクトルの移動などを行うことができます。この機能により、チャートの分類などをさらに容易かつ効率的に行うことができるようになりました。
例1) インディケータの表示 インディケータは複数かつ数種類の色を選択して表示できます。

例2)X軸方向の拡大 - Shiftキーを押しながらマウスでドラッグして範囲を指定することでX軸方向の拡大ができます。
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例3)スペクトルの移動 マウスでスペクトルを移動することができます。キー操作により、Y軸方向のみの移動、XY軸方向の自由移動を選択できます。
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データベース検索
データベースに格納されているテキスト、数値、日付データに対して検索条件を設定して検索します。検索条件には以下の検索演算子が利用可能です。
- AND、OR、NOT検索
- 完全一致、部分一致、前方一致、後方一致検索(テキストデータ)
- 範囲指定検索(数値、日付データ)
データベース化機能
テキストデータの登録・編集
ChartSpect™では機器分析データ・テキストデータ・数値データを関連付けするため、以下のようなテーブルを用いてデータを登録・管理します。このテーブルは次のようにして作成することができます。
- エクセルで作成したファイル(タブ区切り)をインポートする
- エクセルからコピー&ペーストする
- 手動で入力する(セルのコピー、連続データ作成などの機能があります)

機器分析データ・画像データのアップロード
分析機器のデータをChartSpect™から指定されたフォルダにまとめてコピー&ペーストすることで簡単にサーバにファイルをアップロードできます。
ファイル名などに何らかの規則性がある場合は、自動アップロード・画像変換・データベース登録の作業をさらに自動化することも可能ですので、ご相談ください。
機器分析データのファイルフォーマット設定・画像変換
分析機器からのファイルの種類を選択して生データあるいはテキストデータからチャート画像に変換します。
ご使用の分析機器のファイルフォーマットに合わせ、変換プログラムを無償で作成いたしますので、データの種類を問わずいつでもデータベースを拡張することが可能です。

データ共有化機能
- Web方式によるネットワーク利用
- ユーザ管理機能
- データのダウンロード機能
複数のユーザが同時に利用することができ、ネットワークが繋がってさえいれば地域的に離れた場所からでも利用することができます。
システム管理権限、データベース作成権限などの管理者権限の付与、各データベースのアクセス権限をユーザ毎に管理することができます。
検索結果で得られたデータについて、生データ、スペクトルのXY座標データ、画像データ(Flash形式、Jpeg形式)などをクライアントPCにダウンロードすることができます。
導入のメリット
- データの整理・共有を実現することによりコストを削減
- 分析機器からその都度データを探し出す労力が不要になります。
- データを印刷して管理する費用・手間が軽減されます。
- 過去に行った同じ実験を繰り返し行う無駄がなくなります。
- 研究グループ内での議論が効率化されます。
稼働環境要件
| サーバ動作環境 | クライアント動作環境 |
| OS:Linux(RedHatEL、Fedoraなど) | Windows 2000/XP/2003/Vista(Internet Explorer 6.0 SP1以上) |
オンサイトでのデモ、トライアルを承っております。お気軽に弊社までご連絡ください。









