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ノーザンサイエンスコンサルティング株式会社

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受託試験サービス

概 要

TSRLは、Therapeutic Systems Research Laboratoriesの略で、ドラッグデリバリー、輸送機構、生物薬剤学的特性を研究するために、ミシガン大学のGordon Amidon教授によって1986年ミシガン州のアナーバー市に設立されました。

Amidon教授は、輸送現象、プロドラッグ、薬剤吸収の分野で世界的に著名な研究者であり、特に経口薬剤デリバリーに関しては25年以上の経験をお持ちです。また、BCS(Biopharmaceutics Classification System)の開発にも大きな貢献をされた人物でもあります。TSRL社は製薬会社との共同研究や新しいドラッグデリバリーの提案なども行っている企業です。

特 徴

経口薬物吸収は、複雑なプロセスから成り立っています。現代の医薬品探索研究においては、溶解度や溶出速度や腸管膜透過率などのような生物薬剤学的な物性に関する詳細な知識を必要とします。同様に、吸収・分配・代謝・排泄といった詳細な薬物動態解析が医薬品開発には不可欠となっています。だからこそ、ADMEの専門家集団であるTSRLにお任せください。 生物薬剤学や薬物動態解析の評価になぜTSRLが有用か? TSRLのスタッフは薬物吸収研究の経験を長年積んでいる専門家集団です。TSRLは、過去10年以上に渡り、多くの製薬会社と契約して、様々な問題解決を図ってきた実績があります。さらにTSRLでは、研究プログラムとしてドラッグデリバリーと吸収評価の新しい方法を独自に研究しています。TSRLは10年の実績と独自の研究でお客様に貢献することができます。

TSRLの受託試験サービスは、以下のように、大きく分けて、I)生物薬剤学的評価II)薬物動態解析があります。

生物薬学的評価

TSRLでは、溶解度試験、溶出試験、透過性試験の試験デザインをクライアントと一緒に細心の注意を払いながら作り上げて行きます。TSRLでは、医薬品開発プロセスにおいて早期の段階で総合的な律速因子を判断することによって、クライアントの時間とコストを節約できると確信しています。TSRLは、溶解度試験、溶出試験、透過性試験の専門家を取り揃え、分析溶解度試験溶出試験透過性試験を行っております。

BCS Classification

FDAのBCSガイダンスの下、Category1として考えられる薬物はHigh permeability、High solubility、Rapid dissolutionの3つの生物薬剤学的パラメータを満たさなければなりません。 TSRLでは、GLP下、20種のリファレンス化合物を使用して、Ratでのin situ single pass perfusion法で膜透過性試験を行います。膜透過性試験は、Rat空腸部分を用いて臨床投与量を加味して3濃度で行います。 薬物の溶解度は小腸の生理学的状態を加味して5pHで測定します。溶出試験は3pH(1, 4.5, 6.8)で測定します。 膜透過性測定後、小腸膜の残存薬物量も測定します。 さらに必要な文献検索、既存データの調査、Biowaiverを得るためにFDAに提出するのに必要な報告書を作成します。

分析

医薬品の探索から開発までクライアントの特別な分析のニーズにもお応えします。

  • LC-MS/MS(Micromass Quattro II, HP1100)
  • HPLC(Waters、TSP)
  • UV/VIS分光光度計(UV 160U、島津製作所)
  • 原子吸光光度計(AA-6200、島津製作所)
  • 液体シンチレーションカウンター(Wallac MidroBeta、TriLux)
  • マイクロ蛍光プレートリーダー(FLx800、Bio-Tek)
  • マイクロプレートオートリーダー(EL 3115X、Bio-Tek)

溶解度試験

生物薬剤学の見地から予想投与量を知る上で、薬物溶解度の測定は最初に測定すべきパラメーターです。予想投与量と溶解度の比率は、溶出速度と共に吸収量を左右するため、溶解度測定は重要なパラメーターです。胃液や腸液は、天然の界面活性剤、塩、緩衝液の複雑な混合物であるため薬物の溶解度におけるpH、塩や界面活性剤の効果を測定することも重要となります。TSRLのサイエンティフィックスタッフは、薬物の溶解度という生物薬剤学という面から多くの経験を持っており、この件に関連する論文を幅広く発表しています。 タイトルや著者はこちらを参照ください。 TSRLの専門技術でクライアントの化合物用に適切な溶解度試験をデザインします。 詳細は弊社までお問合せください。

溶出試験

薬物の溶出や薬物原末または製剤からの薬物放出速度は、コントロールドリリース剤形 の出現や低溶解度や不溶性薬物の増加に伴い、生物薬剤学の計算上、重要になりつつあり ます。溶解度や溶出といった薬物のin vitroでの特性を実験で測定することにより、薬物のin vivoでの挙動を予測することは可能です。この考え方はFDAによって承認されFDAのin vitro/in vivo相関やBiopharmaceutical Classification System(BCS)のガイダンスに反映されています。FDAのガイダンスリストはこちらを参照ください。 TSRLではサイエンティフィックチームが、薬物溶出において豊富な経験を持っており、関連する論文を幅広く発表しています。タイトルや著者はこちらを参照ください。 TSRLの専門技術と設備の整った研究室でクライアントの溶出試験の必要性にお応えします。詳細は弊社までお問合せください。

透過性試験

小腸での透過が、薬物吸収を左右する重要なファクターであることは広く知れ渡っています。TSRLの代表であるGordon Amidon博士の研究により、この事実はFDAによって認められ、Biopharmaceutical Classification System (BCS)に続き、薬物の分類のため動物と細胞培養モデルの予測性評価を考慮する相互のモデル比較を開始しました。こちらを参照ください。

TSRLでは、Caco2培養細胞モデルからRatにおけるin situ perfusionモデルまで透過性評価に関する幅広い知識と経験を持っています。 TSRLでは研究プログラムで透過性の新しい評価法や技術を追求しています。 この件に関連する論文のタイトルや著者はこちらを参照ください。 TSRLの専門技術でクライアントの薬物吸収試験の適切な方法をデザインします。

例:  あるクライアントから彼らの化合物の輸送機構に関して質問がありました。 この医薬品は、新規医薬品としてのデータ収集を行っており、クライアントが行った初期試験では医薬品の輸送機構は担体輸送であるというデータが出ていましたが不確かであったうえに、もしその薬物が能動輸送であれば臨床での投与前に薬物吸収が妨げられるかどうかを知りたがっていました。 そこでTSRLに依頼、Caco2単層膜とRat in situ perfusion試験を行い、TSRLはその薬物がダイペプタイドトランスポーターによる能動輸送であることを証明し、薬物の動態特性を定義し、薬物-薬物相互作用は特定薬物の吸収に関与しないことを示しました。 TSRLの結果をクライアントは申請し、臨床での薬物-薬物相互作用の試験が必要無いという監督官庁のお墨付きをもらうことができました。

薬物動態解析

吸収・分配・代謝・排泄といった薬物の挙動とそれに対する人などの反応は医薬品開発 では重要な領域です。TSRLでは、クライアントの特別な要求事項や薬物動態上の問題点解決のため共同で薬物動態分析にアプローチします。最先端の技術と施設及び分析技術によりTSRLのこの分野の専門家達は、Bioavailability試験、初回通過効果試験、IVIVC分析を提供します。

Bioavailability 試験

多くの会社が問題のある化合物を持ってTSRLを訪ね、彼らの薬物がなぜ全身バイオアベイラビリティーが低いのかを尋ねます。低い溶解性、低いまたは限定的な透過性、あるいは代謝に関連した問題が多いようです。TSRLはメカニズムの観点からin vitro、in situおよびin vivo試験を通して問題点をスピーディーに洗い出し、改善点を提案します。TSRLは常にクライアントの薬物と製剤(プロトタイプ製剤を含む)のバイオアベイラビリティー評価を手助けします。TSRLの専門性と先端技術と施設によりクライアントをアシストいたします。

初回通過効果試験

多くの場合、薬物の総暴露量は腸や肝臓での前組織代謝によって制限されます。腸管中および腸または肝細胞中での薬物の化学的、酵素的分解は最終的には全身循環での薬物量を大きく減少させます。TSRLの系統だったアプローチにより、前組織代謝試験まで考え薬物吸収の問題点を解決します。細胞培養モデル、in situ試験およびin vivo試験により、TSRLはクライアントの化合物の代謝に関する問題にベストアンサーで答えられるよう実験をデザインします。

IVIVC分析

実験的に薬物と製剤のin vitro/in situ溶解度や溶出特性を測定することは、製剤のin vivoでの能力を予測する上で有用です。この考え方によりin vitro/in vivo相関の開発、評価および申請がFDAのガイダンスに反映されて、承認が増加しています。(IVIVC, 1997年)in vitro/in vivo相関分析やその解釈のために製薬会社はTSRLを訪れます。TSRLのサイエンティフィックスタッフは正しいIVIVC溶出理論の開発やレギュラトリーガイダンスの解釈の手助けするのと同様に標準的な薬物動態パラメーターの計算(AUC、Cmax、tmax)やコンボリューション/デコンボリューション計算をお手伝いします。(IVIVCの文献はこちらを参照ください。)

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