ChartSpect® 5.3 からの変更点は以下の通りです。
- システム全般
システムが PHP 8.1 に対応されました。PHP 8 系に移行することにより、プログラムがより厳密なものになりました。また、エラーの内容が明確に報告されるようになり、エラーの迅速な解決につながることが期待されます。さらに、計算速度の向上も見込まれます。
- トップページのデータベース情報における変更点
「選択データベース情報」へ新たに「DB形式」「フィールド数」の項目が表示されるようになりました。また「データ使用率」が「ディスク使用量 (最大容量)」に変更されました。
- 検索結果表示における変更点
キーワード検索、スペクトル検索、構造検索後の検索結果にヒット件数が表示されるようになりました。
- 「スペクトル検索」
- 検索クエリの入力タイプを「ファイル選択」「ピーク位置入力」のラジオボタンから選択するように変更されました。
- ピークアサインを Off にした場合、平滑化次数を考慮した検索はできませんが、これまでは、ピークアサインを Off にした状態でも平滑化次数の考慮が可能であるような表示となっていました。
今回、「平滑化次数」をピークアサインのパラメーターとするよう変更し正しく設定することが可能になりました。
- ピークアサインが Off の検索について、検索結果のヘッダー表示が "Score" から "Distance" に変更されました (値が小さい程、クエリのスペクトルと似ていることになります)。
- 「検索条件:」の表示が「最大結果表示件数:」に変更されました。「最大結果表示件数」を10件に設定した場合、100件ヒットした場合でも上位10件のみを表示します。
- 「重ね合わせ」タブ
画像形式 (PNG) で表示した場合にもチャート内に入力された日本語が適切に表示されるようになりました。
- 「結晶形分類」タブ
「代表スペクトル変更」チェックボックスが新たに配置されました。結晶形 (Form) を入力し、「代表スペクトル変更」のチェックボックスにチェックを入れた上で「決定」ボタンを押すと、表示されているスペクトルがその結晶形の代表スペクトルとして変更されます。
※ 代表スペクトルに関するデータをデータベースに登録するためには、フィールド名が「repr」、フィールドタイプが「数値データ」のフィールドを、「フィールド管理」からあらかじめ作成しておく必要があります。
- 「クラスター」タブ
「自動分類」チェックボックスの表記が「結晶形 (Form) データ更新」に変更されました。また Undo 機能が追加され、「結晶形 (Form) データ更新」チェックボックスにチェックを入れてクラスタリングを実行後、「Form」ヘッダーの「Undo」ボタンを押すことにより、実行前の Form データの状態に戻すことができるようになりました。
- 「差スペクトル」タブ
差スペクトルの横の [PNG] リンクをクリックすることで、対象のスペクトル(A,B)と計算された差スペクトルが画像形式 (PNG) で別画面に表示されるようになりました。
- 「SN比計算」タブ
これまでシグナル、ノイズ、SN 比の値は小数点以下 2 桁で表示していましたが、小数点以下 3 桁で表示するように変更されました。
- 「データ登録」ウィンドウ
3つ以上のキーフィールドで構成されるデータベースの場合、これまでは第1キーでのみ検索可能でしたが、第2キーでも検索できるようになりました。
- 「テキストデータ編集」ウィンドウ (表形式データ)
- データヘッダーにマウスオーバーすると、フィールドの表示名がポップアップ表示されるようになりました。
- 新たに配置された「Excel 読み込み」ボタンを押し、Excel ファイル(.xlsx, .xls)を選択することにより、すでに登録されているキーフィールドの Excel データを、表のセルに自動入力できるようになりました。
読み込む Excel ファイルは、以下のフォーマットを満たす必要があります。
① Sheet 名は「ChartSpect」にする
② 1 行目には ChartSpect に登録している「フィールド名」(表示名ではなく) を入力する (左の列から、まずキーフィールドのフィールド名を入力し、その後、データ入力したいフィールド名を入力する)
③ 2 行目以降には「表形式データ」に自動入力したいデータを入力する
Excel から取得されたデータは、キーフィールドのデータが一致する行に青紫色で自動入力されます。なお、取得されたデータがブランクの場合は入力されません。
- データベース管理
データベース新規作成時に選択する「データベース形式」の表示名と作成される「キーフィールド名」が以下のように変更されました。
- フィールド管理 (クラスタリングモジュール所有の場合のみ)
結晶形分類で使用される「form」フィールドの削除、フィールド名の変更ができないようになりました。なお、表示名はこれまで通り変更可能です。
- データベース、フィールド、ユーザー、グループ管理
新規作成時、データベース名、フィールド名、ユーザー名、グループ名に「半角英数字+アンダーバー」 以外が入力された場合、エラーメッセージが表示され、作成できないようになりました。なお、データベースおよびフィールドの表示名は、これまで通り日本語を使用することが可能です。
- ChartSpect Uploader 2.7 の変更点
- データ登録ログの出力
アップロードを実行した PC の「C:\ProgramData\Northernsc\CSUploader\upload_logs」内に、実行ログファイルが出力されるようになりました。ファイル名は "[実行年月日]_[時分秒]_[DB名]_[フィールド名].log" であり、ファイル内には以下の内容が記載されます。
ファイル名、登録成否 (success, failed)、キーフィールド名1、キーフィールド名2、キーフィールド名3、キーフィールド名4
- Data Table の機能拡張
・ キーフィールド列が固定表示されるようになりました。
・ 第3キー、第4キーでも絞り込み検索できるようになりました(セレクトボックスで選択すると直ちに検索されるため、これまであった Search ボタンは表示されなくなりました)。
・ Update、Delete 時に確認ダイアログが表示されるようになりました。
- 対応データフォーマットの追加
- Anton Paar Viscosity (.txt)
- Hitachi High Tech DTA vs Time (.tgd*)(.dta)
- Hitachi High Tech TMA vs Time (.tma)
- Hitachi High Tech TG/DSC vs Time (.tgd*)
- Hitachi High Tech TG/DTA vs Time (.tgd*)
- JEOL NMR (.jdf) ※フーリエ変換後のデータ
- Malvern ITC (.itc)
- Nireco PSA (.csv)
- Renishaw Raman (.wdf)
- Rigaku DSC (.xml)
- Rigaku DTA (.xml)
- Rigaku TGA (.xml)
- Rigaku TG/DTA (.xml)
- Shimadzu Autograph (.txt)(.xtak)
- Shimadzu EDX (.txt)
- SMS DVS (Isotherm)-Cycle1 (.xls)(.xlsx)
- SMS DVS Isotherm & Change in Mass (.xls)(.xlsx)
- Text TGA (.csv)(.txt)
- Tosoh GPC (.xls)(.xlsx)
- UBM Viscoelasticity (.txt)(.ubm)
- ULVAC PHI TOF-SIMS (.asc)
- Wyatt MALS (.xls)(.xlsx)